違法な高金利融資とされるクレジットカードのショッピング枠現金化

クレジットカード現金化問題

 

「カードでお金」や「ショッピング枠を即日換金」などと書かれた看板を街中で見かけることは少なくありません。

 

このような看板はクレジットカードのキャッシングとは別にある買い物をするためのショッピング枠をお金に換えることができる商売として数十年前からあります。

 

クレジットカードでお金を借りることができるのはキャッシング枠ですが、キャッシング枠を使いきってしまった方がお金を工面する手段として活用できるのがこのショッピング枠の現金化なのです。

 

このクレジットカード現金化は利用するショッピング枠よりも現金化される金額は2割程度の手数料が差し引かれるため、実質的には違法な高金利な貸付として一般的にはマイナスイメージの強い商売ですが、消費者金融から借り入れができない貧困層には唯一の資金調達方法として利用されています。

 

確かにショッピング枠を現金化することによって手にする現金よりも多くの支払いをしなければなりません。

 

そう解釈すれば高金利融資ということになりますが、2010年から始まった総量規制の影響により多くの債務者が借り入れができなくなりました。

 

そういった債務者でも問題なくお金を工面できるのがクレジットカード現金化なのです。

 

一時はキャッシュバックによる現金化業者が摘発されたことによって衰退したように思われましたが、現在でも数多くの現金化業者は営業を続けています。

 

そして最近では人気フリマサイトの「メルカリ」でも

  • 現金販売
  • チャージ済みの電子マネー
  • キャッシュバック付き商品

などが販売されるようになり、クレジットカード現金化のニーズは多くあることがわかります。

 

しかしながらクレジットカード現金化は法的な解釈としては金銭の貸付とされているのです。

 

そのためメルカリで現金化目的による出品を次々と禁止対象として削除されています。

 

以前からamazonギフト券換金もクレジットカード現金化目的に利用されているとされていますが、昨今のメルカリによる現金化問題がamazonギフト券買取りにも影響を及ぼすことはないのでしょうか?

 

キャッシュバックと商品買取による現金化方法の違い

キャッシュバックと商品買取の違い

 

クレジットカードのショッピング枠現金化の方法として

  1. キャッシュバック特典付商品の売買
  2. クレジットカードで購入した商品の買取

という二つの方法に分類されていることはご存知でしょうか?

 

過去にクレジットカード現金化の業者が逮捕された事例の大半がキャッシュバック方式であり商品買取による現金化の方法は問題ないとされています。

 

そのため商品を買い取ることによるクレジットカード現金化は違法ではなくグレーな商売とされており、メルカリでも現金が販売されるという不可解な出品が相次ぎました。

 

街中にあるカードでお金の看板もキャッシュバックではなく新幹線の回数券の買取による現金化方法となります。

 

もちろん店舗営業するクレジットカード現金化も問題はなく堂々と運営することができるのです。

 

確かに現在でも多くの現金化業者が営業しており、クレジットカード現金化自体が法律に違反する行為ではありません

 

ただ、世間一般的にはクレジットカード現金化は高い金利を支払わなければならない愚かな行為とされているのです。

 

このクレジットカード現金化に対するマイナスイメージというのは今後も変わることはないでしょう。

 

そこで今、脚光を浴びているのがamazonギフト券の買取サービスなのです。

 

基本的にはカードでお金の店舗での商品買取によるクレジットカード現金化と類似していますが、(クレジットカード」や「現金化」といったワードはなくあくまでもギフト券の買取サービスでしかありません。

 

しかしamazonギフト券を換金している利用者の目的の半数以上は「クレジットカードのショッピング枠現金化」なのです。

 

ではamazonギフト券の買取はメルカリでの現金化のように問題となることはないのでしょうか?

現金化問題がamazonギフト券の売買に及ぼす影響

現金化問題がamazonギフト券の売買に及ぼす影響

 

2010年頃はクレジットカード現金化の最盛期ともされ現金化業者の数は300社以上もありましたが、現在では数十社ほどしか残っていません。

 

つまりここ数年でクレジットカード現金化業界自体が衰退しており、現金化業者・利用者共に減少傾向にあることがわかります。

 

なぜクレジットカード現金化が衰退しているのかといいますと利用者のニーズが急激に減ってしまったわけではなく、amazonギフト券の買取にシフトしているのがもっとも大きな理由といえるでしょう。

 

これは利用者だけに限らずこれまでクレジットカード現金化として営業していた業者でも現金化の方法はamazonギフト券の買取というところも少なくありません。

 

したがってクレジットカード現金化業界全体がamazonギフト券の売買に吸収されているのです。

 

そのため従来のクレジットカード現金化は絶滅の危機に陥っています。

 

そしてそこに追い討ちをかけるのがメルカリによる現金化問題の報道です。

 

多くのニュースや新聞などでメルカリによるクレジットカード現金化やマネーロンダリングの問題が報道されました。

 

そのなかで金融庁からも「現金販売は実質的に貸金業法に抵触するおそれがある行為」としたのです。

 

この現金化問題で実際に逮捕者が出たわけではなりませんが、メルカリによる対応が行われなければ貸金業を斡旋する行為とされていたでしょう。

 

ではこの現金化問題によってamazonギフト券に影響を及ぼすことになるのかといいますと、実際にはほとんど影響はありません。

 

なぜならamazonギフト券の買取業者というのは商品券を換金している金券ショップと同じような商売です。

 

金券類を売買することは当然、法律に違反する行為ではありません。

 

ただクレジットカードを現金化目的で使用することはクレジットカード会社の利用規約違反となり、amazonギフト券を売買することは細則で禁止されている行為です。

 

確かにそれぞれのルールには反する行為ですが違法性はなく、制限されることもないでしょう。

 

そのため今後はクレジットカード現金化という商売はなくなりamazonギフト券で現金化にお淘汰されていくこともあるかも知れません。